美容師が教える!美髪へのヘアケア【シャンプー編】

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お家でのセルフケアを見直そう!

いつまでもキレイな髪の毛でいるためには、ホームケアがとっても大切です。毎月美容室に行っているという方でも、年間で数えると12日。1年365日とすると、1年の353日はお家でヘアケアをすることになりますよね。353日を自分に合ったホームケア商品を使うのと、合ってない商品を使うので差が出てきて当然ですよね?

 

そう考えると日頃のホームケアってすごく大切なのです。今回はシャンプーについて改めて見直してみましょう♪

 

 

 シャンプーについて

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シャンプーとは

シャンプーは頭髪および頭皮を洗浄するための洗剤です。実はシャンプーの形状には粉末、固形、ペースト、液体など、さまざまな種類があるのです。今は液体タイプやそのまま泡で出てくるようなタイプのものが多いですよね。

 

原語はヒンズー語で「マッサージをして頭皮、毛髪を清潔に保つ」からきています。洗髪剤と訳されることもあります。また、洗髪自体を「シャンプー」「シャンプーする」と言います。

 

シャンプーの主な種類は何があるの?

シャンプーには、アミノ酸系、高級アルコール系、石けん系があります。

 アミノ酸系シャンプー

アミノ酸系は毛髪や頭皮に対する刺激は小さいが他に比べると洗浄力も若干弱いです。頭皮が乾燥しやすい人や敏感肌の方などやさしいシャンプーです。

 高級アルコール系シャンプー

高級アルコール系は他に比べるとやや洗浄力が高く、皮脂分泌の多い男性や脂性肌の女性向けのシャンプーです。

 石けん系シャンプー

石けん系はアルカリ性が強いため、アルカリ性に弱い髪の毛への使用には注意が必要です。もともと髪の毛は弱酸性であるのでアルカリ性に弱い髪の毛ですとすぐにダメージなどが気になってくると思います。ただし、石けん系シャンプーは脱脂力が大きいため、強い脂性肌には適切なアフターケアをすれば有効です。

 

サロン専売シャンプーと市販のシャンプーについて

サロン専売シャンプーと市販のシャンプーの違いって何?

一番の違いは髪の毛にいい成分と成分量に合わせた価格とゆうことです。

サロン専売シャンプーは、高価なものが多く、その理由に、髪の毛にいい成分がしっかりと入っているということです。

 

頭皮や地肌を清潔にするだけじゃなく、髪の毛の状態も良くしてくれるコンディショニング効果も期待できます。

 

逆に、市販のシャンプーの成分のほとんどが精製水というお水で出来ていることや、その低価格に見合った成分にしか入れられないので、サロン専売品に比べて頭皮や髪の毛に対しての負担が大きくなる可能性があります。

 

サロン専売品のシャンプーは、価格が高い分、値段に見合った成分が入っているので髪の毛のコンディショニング効果だけでなく、頭皮への負担を大きく軽減することが期待できるのです!!

 

サロン専売シャンプーと市販のシャンプーそれぞれのメリットとは?

 サロン専売シャンプーのメリット
  • 髪や頭皮にやさしい
  • ヘアスタイルをきれいにする
  • 自分に似合ったものを選びやすい
  • 専門の人に選んでもらえたりする

頭皮だけではなく、髪の毛をなりたい髪質にしてくれたりなど髪のことまで考えられているシャンプーが多いのが特徴的だと思います。

自分に似合ったシャンプーを継続して使うことで、頭皮も髪質も格段とよくなります。

 

 市販のシャンプーのメリット
  • 簡単に泡が立つ
  • 香りがよい
  • 価格が安い

どんな髪質の方でもまんべんなく使いやすいというところが市販のシャンプーのいいところかと思います。

 

しかし、長い期間しようすることによって頭皮や髪に合わず、負担がかかってしまったり、せっかく美容室でトリートメントやカラー、パーマをしてもその効果を洗浄力によっては剥がしてしまう可能性もあるのです。

 

そういうことがあるので美容師としては長くいろんなデザインやキレイな髪を楽しんでもらうために、市販のシャンプーよりもサロン専売シャンプーをオススメしています。

 

正しいシャンプーの仕方

ここからはシャンプーのやり方についての説明をします。日頃のシャンプーで上手に頭皮と髪の毛、両方キレイに洗えていますか?改めて見直してみましょう!!

 

1・ブラッシング

ブラッシングすることでよりシャンプーの泡立ちをよくするのと、髪の毛の汚れを落としやすくする効果があります。髪の毛が絡まりやすい方もブラッシングをすることによってシャンプーがしやすくなります。

しかも、頭皮までしっかりブラッシングをすることによって頭皮の血流もよくなり血行促進にもつながります。

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2・予洗い

シャンプーをする前に髪の毛をしっかりお湯ですすぎます。これを予洗いと言います。

予洗いはすごく大切でしっかりと頭皮までお湯が届くようにすすぎます。

 

お湯の温度は38℃前後がいい温度で、熱すぎると頭皮が炎症を起こしたり乾燥してしまってフケの原因となってしまうので気を付けてください。ちょっとぬるいぐらいがちょうどいいと思います。

 

意外とこの予洗いを適当にやってしまっている方いませんか?

予洗いをしっかりやることによって8割ぐらいの汚れが取れるといわれています。びっくりですよね!!なので全体に行き渡るように、2~3分ほどしっかりすすぎましょう。泡立ちも変わってきますよ♪

 

3・シャンプー

先程の予洗いでだいぶ汚れが落ちているの髪の毛の水分をしっかり絞り、シャンプー剤は適度な量で、手のひらに出して軽く泡立て頭皮に付けていきます。ワックスや整髪料がついている方は最初に少量のシャンプー剤を全体に付けて泡立てて、一度流してからもう一度本格的にシャンプーをしましょう。

 

シャンプーに大切なのは泡と水分と空気です!指の腹を頭皮につけて空気を入れながら泡立てていきます。もし泡立たなければ水分が少したりないか、シャンプー剤を少し足してください。

髪の毛を擦るのではなく、頭皮を洗うことに意識してくださいね♪

 

4・マッサージ

だいたい洗い終わった後に泡がついたまま頭皮のマッサージをしてあげてください。

泡がついている状態でマッサージをすると指通りもよくマッサージがしやすいです。血行促進をさせるために下から上に揉むようにマッサージすることをお勧めします。血行促進することによって、抜け毛予防やお顔のリフトアップ、髪の毛の立ち上がりにもにもつながりますよ!

 

5・お流し

頭皮のトラブルの原因として多いのがシャンプーのすすぎ残しです。シャンプーの成分が地肌に残ると炎症や毛穴のつまりなどで髪の毛が細くなったり抜け毛の原因になります。なので流しは丁寧にしっかりと行いましょう。

 

☆シャンプーはいつ行うのがベスト?

シャンプーはするのがベストです!朝シャン派の方もいると思いますが、頭皮や髪の毛に日中の汚れが付いた状態で寝てしますのは汚れを定着させやすくしてしまいます。

 

それに、頭皮には薄い皮脂膜とゆうがあり、ほこりや紫外線からなども守ってくれる役割があります。皮脂膜はシャンプーしてから形成されるのに、6時間ほどかかるといわれています。なので夜シャンプーをすると、寝ている間にしっかりと皮脂膜が形成されます。しかし、朝シャンプーしてしまうと頭皮を保護してくれる皮脂膜がない状態で出かけることになるので頭皮にも悪影響です。

 

なので夜シャンプーを行うことをオススメします♪

 

シャンプーについて詳しくわかりましたか?

いろいろ説明しましたが、美髪へのヘアケアの中でもシャンプーはかなり重要です。美容師さんがお客さんに「ホームケア剤で何から変えたらいいですか?」と聞かれたら、たいていシャンプーというと思います。

 

シャンプーの効果は一番目で見て分かりにくいと思いますが、何年後かにしっかりと現れます。なので今は大丈夫と思わず、5年後、10年後の未来まで髪や頭皮を大切にしたいのであればまずはシャンプーを変えてみてくだいね♪

 

 

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