美容師が教える!美髪へのヘアケア【リンス・コンディショナー・トリートメントってどう違うの?編】
今回も美髪へのヘアケアとして【リンス・コンディショナー・トリートメント】についてのお話をしていきますね♪
リンス・コンディショナー・トリートメントってどう違うの?
日々日常的に使っている、シャンプー後のヘアケア用品として用いられるこの3種類のものは、皆さんそれぞれ使っているものが違うかもしれません。
どこにどのように効いているのかをご存じですか?一度それぞれの効果を見直してみて、今後自分に似合ったものを使っていきましょう!!
リンスとは?
リンスとは、英語で「水洗・すすぐ・すすぎ」という意味があります。
役割としては、
- 髪の表面に油分を与えてくれます
- 油分でコーティングすることによって、髪の内部の水分を保ちます
- 髪にツヤを与えてくれます
- キシキシした髪のクシ通りをよくしてくれます
コンディショナーとは?
コンディショナーは英語で「状態を整えるもの」という意味があります。
コンディショナーも、リンス同様に髪の表面に油分を与えてコーティングすることや髪の毛のうるおいを保つ役割をしてくれます。リンスよりも髪のうるおいを保つ目的を重視した保湿成分などがプラスされています。
その他には髪にツヤを与えてくれたり、枝毛や切れ毛を防ぐなどの目的もあります。リンスよりもコンディショナーのほうが内面的な補修も期待できるタイプです。
トリートメントとは?
トリートメントは、髪の内部に栄養成分を浸透させ、紫外線や外気でのダメージを受けた髪の補修や、髪の質感を調節するもので、リンスやコンディショナーとは違い、内部からしっかりと髪を健康にする目的で作られています。
なので、一番内部補修力が強くて、なりたい質感のイメージを再現しやすいのはトリートメントと言えます。美容師としても、トリートメントが一番おススメです!
お風呂でのつけ方が重要!
種類の特徴がわかったところで、今度はそのつけ方についてをご説明します!
せっかく良いものを使っていてもつける場所やつけ方が間違っていては、その効果も発揮できません。
リンス・コンディショナーの正しいつけ方はこちら☟
1・適量を2~3回に分けてつける
リンスやコンディショナーは、定められた適量を2~3回にわけてつけることで、髪全体に馴染ませやすくなります。
液を手のひらにとり、両手に広げてから、乾燥が気になる毛先からしっかりとつけていきます。髪表面だけではなく、内側にもちゃんと行き渡らせていきます。
この時、頭皮にはつけないように気を付けてください。頭皮についてしまうと、毛穴のつまりの原因になることがあります。
2・しっかりすすぐ
シャンプーと同じように、リンスやコンディショナーの洗い残しは頭皮の毛穴のつまりの原因になることがあります。また、髪の毛についたリンスやコンディショナーの洗い流しが不十分だと、髪が油分の重さに負けてべたついたり、ぺたんこになってしまうこともあります。
頭皮からしっかりお湯ですすぐことが重要です。
トリートメントの正しいつけ方はこちら☟
1・軽く水分をとる
トリートメントをつける前に、かるく髪の毛全体の水分を絞っておきましょう。水分をたっぷり含んだ状態ですと内部に入る栄養素が薄まってしまう可能性があるからです。
2・両手の指の間にひろげる
トリートメントは直接髪に出すのではなく、まず他に出して両手に広げます。この時指の間にまで広げておくと、髪全体に付きやすくなります。
3・髪を両手で包み込み、揉み込む
一番ダメージの受けやすい毛先を中心に、手ぐしでトリートメントを揉み込みます。
全体に付けることが出来たら、両手で挟み込むようにして毛先に向かって両手を移動させていきます。これを部分で繰り返していきます。
この時トリートメントを頭皮にはつけないようにしてください。リンスやコンディショナーと一緒で、頭皮についてしまうと毛穴のつまりの原因になります。
4・適度にお湯ですすぐ
トリートメントはぬるつきを感じなくなるまで丁寧に流していきましょう。
違いはわかりましたか?
リンス・コンディショナー・トリートメントのちがいについてお話しました。一つ一つの役割や効果が違うのがわかりましたでしょうか?
日々の何気ない生活の中で毎日していることなので、少しでも改善できると一週間後、一か月後、一年後と大きく変化すると思います!!
美髪へのヘアケアは毎日の積み重ねが一番大事ですので頑張りましょう♪
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